デジタル技術の活用及びDX推進への取組

1. デジタル技術の重要性

 デジタル技術の活用は、顧客満足度を向上させ、当社の競争力に対し好影響を及ぼす非常に重要な要 素だと考えています。 具体的には以下の 3 点より、競合優位性が高まります。

 

 A) 労働生産性の向上 自動血球計算機・血液生化学検査器・電解質測定器では患畜の状態を外注することなく、院内で 精密に検査することができます。 また新しいレントゲン撮影装置の導入により診察時間も大幅に短縮されます。最新の デジタル技術を活用することで、院内の労働生産性を向上させます。

 B) 見える化の推進  内視鏡・超音波診断装置はペットの健康状態や生体内の状況を、デジタル技術により飼い主様に 目で見て理解していただくことが可能になります。より理解をして頂いた上での治療を進めるこ とで、インフォームドコンセントを徹底します。

 C) 安全性の向上  医療現場において、安全性を向上させ医療ミスの可能性を極限まで低くすることは、レピュテー ションリスクを低減するためにも非常に重要です。デジタル技術により術中の作業を自動化する ことで、人為ミスがなくなり、安全性が向上します。

 

2. 上記を踏まえた弊社の経営ビジョン  

「デジタル技術を十分に活用して、高度な耳科を提供するホームドクターへ」

 当院は本事業を通じて耳科疾患に特化した処置室を導入します。本処置室ではデジタル技術を用い た設備を導入し、高度な医療を提供します。デジタル技術の活用により当院内と患畜、飼い主様に とって多くのメリットを持ちます。顧客満足度の向上によって患者数が増加し、経営面で弊社に寄 与します。

 

3. 当社の経営ビジョンの実現のための戦略

 ・ 耳科疾患以外にも今後継続的にデジタル化の検討

 ・デジタルリテラシーを強化する教育  

 ・上記をより推進するための外部専門家との連携